エクセル拡張ツール インストール方法
以下の3つのファイルを任意のディレクトリに配置します。3つのファイルは同一ディレクトリに配置してください。
- ExTools.xlam
- ExTools_OptPack.xlam
- ExTools_OptPack.ini
【重要:マクロのブロックを解除】
2022年4月から、インターネット経由で入手された MS-OfficeファイルのVBAマクロがデフォルトでブロックされる仕様となりました。ダウンロード後の初回利用前には、以下の手順でブロックを解除してください。この手順を実施しないとツールは起動できません。
- ファイル「ExTools.xlam」を右クリックしてプロパティを表示
- 「全般」タブ下部の「セキュリティ」欄のチェックボックス(「許可する」)をチェック
- 「OK」を押してプロパティを閉じる
- ファイル「ExTools_OptPack.xlam」についても上記の操作を行う
以上の作業完了後、「ExTools.xlam」および「ExTools_OptPack.xlam」を直接開くことで実行できます。
クイックアクセスツールバーの設定
クイックアクセスツールバーにシートの一覧メニューを追加することができます。設定手順は以下の通りです。
カスタマイズ画面の表示
ExToolsを開いた状態(拡張タブが表示されている状態)でクイックアクセスツールバーの右端の矢印をクリックし、メニューから「その他のコマンド(M)」を選択します。
選択可能なマクロの一覧表示
表示されたダイアログにて、「コマンドの選択」コンボボックスから「マクロ」を選択します。選択可能なマクロが画面左側のリストボックスに表示されます。
一覧に表示されるマクロは環境により異なります。
メニュー表示用マクロの選択
画面左側のリストボックスから「gsShowSheetOnMenu_2007」を選択し「追加(A)」ボタンを押します。画面右側のリストボックスに「gsShowSheetOnMenu_2007」が追加されることを確認します。この作業により、ブックに含まれるシートがクイックアクセスツールバーからメニュー形式で選択できるようになります。
アイコンの変更
クイックアクセスツールバー上のアイコンを変更します。画面右側のリストボックスで「gsShowSheetOnMenu_2007」を選択し「変更(M)」ボタンを押します。 表示されたダイアログでお好みのアイコンを選択し、「OK」を押します。本資料ではサンプルとして蝶のマークを選択しています。
以上で作業は終了です。設定後のクイックアクセスツールバーに、選択したアイコンが追加されます。このアイコンをクリックすることでシートの一覧メニューが表示されます。
アンインストール方法
ファイルの削除
インストール先のフォルダから以下のファイルを削除してください。ファイル操作は以上です。
- ExTools.xlam
- ExTools_OptPack.xlam
- ExTools_OptPack.ini
本ツールは「ExTools_OptPack.ini」以外の設定ファイルやレジストリは一切使用しません。
クイックアクセスツールバーの設定解除
インストール時の手順と同様にクイックアクセスツールバーのカスタマイズ画面を開きます。ダイアログにて「gsShowSheetOnMenu_2007」を選択し、画面中央の「削除(R)」ボタンを押します。完了後、「OK」を押します。
以上でアンインストールは完了です。
自動起動について
エクセルの自動起動ディレクトリ(XLStart)に配置することで、エクセル起動時に常に起動させることができます。自動起動ディレクトリの場所は環境により異なるため、MS社の情報などを参考にして下さい。
Microsoft Support : アプリの開始方法 Excelカスタマイズする
DeepL社の認証キー設定
拡張パックの翻訳機能を使用するにはDeepL社へのアカウント登録、および登録後に提供される認証キーが必要です。毎月一定程度、無料枠(2022年現在、月500,000文字まで)で使用することができます。認証キーの取得についてはDeepL社のホームページでご確認ください。
各種ブログでも認証キーの取得方法が説明されています。併せて参照ください。
設定ファイルに認証キーを登録
認証キーを取得後、インストール先のフォルダにあるファイル「ExTools_OptPack.ini」をテキストエディタ(メモ帳など)で開きます。設定ファイルの「DEEPL_AUTH_KEY」の行に、取得した認証キーを貼り付けて保存します(以下の例の xxx~ 部分)。イコールの後に空白は不要です。
[TRANSLATE]
DEEPL_AUTH_KEY=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxxxxx
DEEPL_LICENSE=FREE
DEEPL社の有料版サービスを使用する場合
DEEPL社の有料版サービス(翻訳文字制限なし)を使う場合は、上述のファイルの「DEEPL_LICENSE」の行の値を「FREE」から「PRO」に変更してください。
DEEPL_LICENSE=PRO
以上で作業は完了です。